ゴマリグナンの働き
ゴマリグナンの働き
人の体内には活性酸素という、有害物質があります。
しかしこれらは、活性酸素を攻撃する酵素SODによって大量発生することはありません。しかしそれは若いうちだけなのです。
20代を超えると体内の酵素SODは減少し、活性酸素に対して抵抗力がだんだん弱くなってしまうのです。活性酸素は肝臓で一番多く作られますが、抵抗力が低下する為に肝機能が低下してゆくのです。
肝機能が低下すると新陳代謝が弱くなり、また活性酸素が体中に充満すると次のような症状が現れます。
・肥満
・疲れやすい
・肌がカサカサになる
歳をとるとこのような症状が現れるのは酵素SODの減少によるものということだったのです。老化に見られる現象でもありますよね。
これらを解消してくれるのがゴマリグナンです。
ゴマリグナンはゴマに含まれる抗酸化物質です。
抗酸化物質というと、
水溶性:ビタミンC、カテキン、アトシアニン
脂溶性:ベータカロテン、ビタミンE、ゴマリグナン
が、あげられます。
これらは活性酸素を攻撃してくれますが、主に血管の中だけ実力を発揮します。脂溶性の抗酸化物質は血管を超えて肝臓まで辿りつきますが、血管中で攻撃動作をする為、肝臓に付いた頃には弱っている可能性が高いのです。
つまり活性酸素が一番多く作られる肝臓で、十分な実力を発揮できないかもしれない、ということです。
ここがゴマリグナンは少し違っています。
ゴマリグナンは血管中では何もせず、素通りし、肝臓に辿りつくのです。
つまりゴマリグナンは肝臓に直接、働く唯一の抗酸化物質なのです。
ゴマリグナンは肝臓で大量発生する活性酸素を撃退してくれるということです。
また酵素には、肝臓に栄養を運ぶβ酸化酵素がありますが、実はこれも20代を超えると酵素SODと共に減少してしまいます。せっかく活性酸素を撃退しても、肝臓に栄養が届かないと肝機能はUPしません。
しかしゴマリグナンはこれも解決してくれるのです。なんとβ酸化酵素の代わりに肝臓に栄養を運んでくれるのです。
これで肝機能UPするというわけです。